【猫のお話】病気の時の症状、原因、対策などなど、どう捉えてますか~?
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└■ 猫のお話『症状の原因と対策【捉え方】』
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今回は具体的な病気のお話ではなく、病気の捉え方について考えてみたいと思います。
みなさん、現在何かの病気だったりしますか?
病気といっても様々なものがあります。
外側の病気。
内臓の病気。
慢性的なもの、急性的なもの。
先天的なものや後天的なもの。
原因や症状もたくさんあると思います。
病名もたくさんありますし、どんどん新しい病名が出てきています。
病気の捉え方も、人それぞれ違うかもしれません。
ですので、今日は私の捉え方をお話しますね。
こんな捉え方もあるんだ~という感じで読んでいただけるといいかと思います。
分かりやすいように、今回は猫ではなく人間で考えていきますね。
まず、現在病気の方はいらっしゃいますか?
病院に通っていたり、お薬を飲んでいたりするでしょうか?
私はほとんど風邪をひきません。
(正確に言うとちょっと違いますが詳細はまた別の機会に。)
インフルエンザもかかった事がありません。
インフルエンザのワクチンは打った事がありません。
健康診断も20年以上行ってないかな~。
なので、血圧がどうとか、コレステロールがどうとか、知りません。
つまり私は病院に行ってなくて、そして私は健康です。
基本的に人は『健康』である事が当たり前だと思ってます。
基本は健康なんです。健康なはずなんです。
そしてもし、今どこか病気があるとしたら、それは健康であるという道から逸れてしまっています。
道を逸れて違う方向へと歩いていますので、正しい道に戻ってください。
例えば…
体がなんだからだるくて、食欲が無くなって、なんかおかしいな~と思って病院へ行って検査をしてもらった。
そしたら、肝臓の数値がすごく悪く、肝炎だと言われました。
肝臓が炎症を起こしています。
あなたの病名は『肝炎』です。
さあ大変です。
あなたはどうしますか?
薬を飲むとか、手術するとかしますか?
薬を飲んで肝臓の炎症を抑えて治す。
手術をして悪い部分の肝臓を取ってしまい、再生を待つ。
病院へ行ったらこんな選択になりますね。
これって『肝炎』と病名がついたところからの行動ですよね?
病名がついて、その病気に対して対処してます。
そして、2~3週間か2~3ヶ月か治療をして治ったとします。
あーーー、良かった。
でも、もしかしたら何年後かに再発する恐れはないですか?
病気は治ったかもしれませんが、なぜその病気になったのかしら?
何が原因でそんな事になったのかしら?
病気の原因を考えて突き止めないと、また同じ事になりませんか?
ただ病気に対処しただけでは、同じ事を繰り返します。
それでもいいのであれば、その都度その都度対処してください。
そういう考え方もあるかもしれません。
ただ、もうあんな辛い思いはしたくない。
もう病気にはなりたくない、と思うのであれば、原因をしっかり考えましょう。
なぜ病気になったのか?
なぜ健康の道から逸れてしまったのか?
病気はあなたへのお知らせです。
健康の道から逸れている時に、体が教えてくれているのです。
『ちょっとちょっと、健康の道から逸れてますよ~。』って。
病気は1日でなるものではありません。
今までのあなたの生活、あなたの考え方、が作っています。
毎日毎日ムリして、疲れきっていたら体は悲鳴をあげますね。
毎日毎日イライラして、ストレス溜まっていたら体はいつか爆発します。
今までの生活にムリがあったので、体が悲鳴を上げて病気になりました。
今までの生活に限界があったので、体がついに爆発しました。
病気とは、ただそれだけの事です。
なので、今までの生活を見直して、変えてあげなければいけません。
生活を変えなければ、病気はまたやってきますよ。
ただ単に長時間働いていたから病気になるとか、そういう事ではないですね。
長時間仕事をしていたとしても、それが楽しくてやっているのであれば苦になりません。
多少のストレスも必要な時があります。
でもそれを跳ね除けるだけのパワーがあれば、ストレスも怖くありません。
健康の道を逸れてしまった時は、今来た道を振り返り、しばらく眺めてみましょう。
そしたら原因が見えてきて、自分を大切に想う方法が見つかると思います。
そしたら病気にならず、健康な道を歩くことが出来るのではないでしょうか。
病気とはそんなものです。
本来は健康なはずなんです。
健康から逸れているのです。
健康な道に戻りましょう。
とは言ってもなかなか難しいですね。
人間は変わる事が苦手な生き物です。
変化が嫌いです。
そしてここで猫の話に持っていきます。(笑)
人間は自分で歩く道を決め、自分の意志で道を外れているので、ご自身の事は好きにしていただいていいと思います。
自分でどうにでも選択できますから。
しかし、人間に飼われている猫は自分では選択できません。
飼われている猫は飼い主さんの影響を全面的に受けています。
飼い主さんが病気になると、猫も病気になります。
飼い主さんと同じ病気になったりするのです。
あなたが健康でなければ、猫に影響がいくのです。
猫ちゃんが受け止めてくれている場合もあります。
まずは飼い主さんが健康である事。これが大事です。
そのためにも飼い主さんには健康の道を外れないように、元気でいて欲しいと思っています。
粟野千恵
ヴィジョンズ