【犬のお話】犬に信頼される飼い主さんになれてますか~?犬に愛されるために。。。その2
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└■ 読んで得する犬のお話『犬に愛されるために・・・。 その2』
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前回、犬に愛されるために必要なものは「信頼」とお伝えしました。
「信頼」あってこそ愛されるのです。
しかし、そもそも犬は無償の愛をそそぐ動物!
飼い主との間に信頼が無くても犬は愛してくれているかも知れません。
でもそれは犬にとっての本当の幸福では無いことは分かりますよね。
では、どうすれば犬に信頼されるのか?
ひとつは「観察」です。
あなたがどれだけ愛犬のことを「観察」しそれを理解しようとしているか。
たとえば人間の親なら子供の発する言葉や行動を耳や目でしっかりと観察していますよね!
そして感情を読み取り即座に対処すると思います。
犬ではどうですか? 同じように観察出来ていますか?
犬の場合には言葉をしゃべるわけではないのでその分飼い主の理解が無いと意思の疎通は難しくなります。
しかし、犬達はボディランゲージという、言葉では無いかたちでしっかり私たちに伝えてきています。!
それは、犬の感情そのものです。
犬のボディランゲージを読み取ることは犬と飼い主とのコミュニケーションそのもの。
よって、コミュニケーション無くして「信頼」はあり得ないということです!
そしてその代表的なものに「カーミングシグナル」というものがあります。
犬は本来平和主義。人間や他の犬と協調を望む生き物です。
そんな犬達が普段から見せる感情表現。
争いなどを無くすために自分に敵意の無いことを伝えたり相手に好意を伝えたり
不安な相手を落ち着かせるためのものだったり。
普段からたくさんのシグナルを発し伝えています。
例えばあなたが愛犬を叱った時に愛犬があくびをすることないですか?
飼:「まぁ、こんな時にたいくつなのーーー!!」
犬:「もうそんなに叱らないでよ~~」
犬は決して叱られていることに飽きている訳ではありません。
あくびをすることで自分の緊張をほぐしたりします。
もうひとつ、お散歩途中にあなたがお友達に会って道で長話。
愛犬が体をブルブルブルっと振ったりすることないですか??
飼:「いやだわ~!体に虫でもいるのかしら~~!!」
犬:「もう帰りませんか~?僕はあっちに歩きたいんだけどな~~!」
とあなたに訴えている表れなのです。
これらは「嫌」という感情の領域でしょう。
シッポを振るという表現もその振り方ひとつで感情は違います。
このカーミングシグナルは犬の会話そのもの。
それこそ犬同士で出来ないとかなりやっかい!
相手の感情も行動の意味もわからないということになります。
意思の疎通がないという事は常に自分の思いだけの一方通行だという事です。
それは争いの原因にもなり犬にとって危険を招きます。
そして何よりもその犬の世界観がとても狭いということです。
この大切な犬の言葉を飼い主さんが理解出来るか出来ないかは重要なのはわかりますね。
この飼い主の理解が犬の信頼を強くするのです。
今はいい時代です。
この犬のボディランゲージについては沢山の情報が出ていますので勉強することは簡単!!
犬をしっかり日々観察し犬の心を正しく理解することで、これからの愛犬との関係性はものすごく大きく確実に変わります。
次回も犬に愛されるために必要なことを考えます。
by リチャード
ヴィジョンズ