【犬に愛されるために・・・。】シリーズ その1
みなさんは自分の愛犬に「愛されている」という自信はありますか?
愛されていることが何故分かるのでしょうか??
「いつも美味しいごはんをあげているでしょうー!」
「一緒に遊んでるでしょー!」
「毎日散歩もしてるでしょー!」
「いつも私の後をついて来るでしょー!」
「それにいつも私の顔をみているもの!」
なるほど、なるほど。
毎日一緒に生活しているんですもんね!
愛犬の考えている事、思っていることは飼い主さんが1番分かっているはずですね。
本当に そぅ?? 自信ある??
犬に言わせてみたらね、
「そりゃごはんは美味しいし!」
「遊びは楽しいし!」
「外は気晴らしになるでしょ!」
「言いたいことがあってついて行くんだけど聞いてくれない!」
「いつも顔みれば何かくれるし!」・・・。
冷静に考えてみたら、私たち飼い主の思いのままに解釈をしている事って多いのです。
今まで,飼い主の思いが一方通行だったなんて思ったこと沢山無いですか?
「何故、分かってくれないんだ~!」と嘆いてませんか??
ただそれは犬に通じて無いだけです。
反対に犬はいつも飼い主さんを見ています。
それも冷静に・・・。
「これから何をするのだろう?」
「何処に行くんだろう?」
犬は良ーーく覚えています。
「あ、これをすればいいんでしょ!」
「こうしたらこれが貰えるよね!」
そして犬は良ーーく考えます。
自発的に物事を考え行動できる動物です。
犬は飼い主をいつも観察しています。
飼い主の事が大好きで、無償の愛をそそぎます。
そんな愛犬に愛されるためには何が必要なのか。
それは「信頼」です。
犬と飼い主の間に固い信頼関係がなければ愛はありえません!
「好きだけど、愛とは違う~!]・・・ドキ!!
皆さんもそんな経験あるでしょ!?
犬も人間もそこに違いは無いのですょ。
「信頼」は飼い主と愛犬との関係性が大きく関わってきます。
今日、明日で出来ることではありません。
関係性を築くためには日々のプロセスの積み重ねです。
そこで!今の関係性を確認するひとつの方法があります。
あなたは愛犬の体全てを触ることが出来ますか?
愛犬は嫌がることなく安心して全てをあなたに委ねてきますか??
犬は本来信頼していないモノにはけして心を許し
触らせようとしません。
特に末端部分の脚先、シッポ、マズルなどは敏感な部分なので随所に反応がわかります。
犬が飼い主に心からの信頼をしていたならば体の敏感な部分であっても、どの部分を触うと力を入れたり嫌がることはしません。
触る行為は関係性を見るときには分かりやすいバロメーターとなります。
触った時の愛犬の表情や態度、力の入れ具合などをしっかり観察して下さい。
愛犬がどんな思いなのか、なぜ、そうするのか。
考えてみて下さい。
信頼関係を築くのに遅すぎという事はけしてありません。
相手を知ろうとする限り可能です。
次回は関係の築き方を考えてみましょう。
by リチャード